樹木葬で知っておきたいデメリット

樹木葬というのが近年増えていますが、どういったものか知っている人は少ないでしょう。

要は、木の下に眠っているイメージの自然派の埋葬方法のことです。

一般的に墓石の代わりに、樹木と草木を墓標とする墓という定義であり、散骨はしないという特徴があります。

しかしそんな埋葬方法は知っていないと後で後悔をするデメリットも隠れていたりします。

ここではデメリットを紹介します。

まず知っておいた方が良いことをいうと、埋葬方法は骨壺が最初から残らない埋葬方法です。

一度埋葬してしまうとお骨を取り出すことができません。

そのために後で、やっぱりお墓を建てようと思っても遺骨を取り出すことができないのです。

まずせっかく埋葬しても、木が枯れていたりと景観が良いとは限らないことです。

埋葬した時は咲いていても、数年後に枯れてしまった場合は、もうどの場所に埋葬したかわからないといった事態も発生してくるのです。

そして、お参りに来てもお線香をあげることができません。

自然に近い状態なので、火事を避けるためにお線香禁止のところが多くあります。

お供え物もないので、いまいちお参りができているのかわかりません。

全体として樹木葬は、定義があいまいできっちりと決められていないことが多々あります。

お墓というとこんなもんだと思っていたことが通用しなかったりと、あとで知って後悔ということが無いようにしておく必要があるのです。

建てる時にしっかり説明を聞いておきましょう。